経営に役立つヒント!

hint

2022/10/21

ビジネスや人生を邪魔する投影とは

個人事業として飲食店開業を目指す人が知っておいた方がいいことが一つあります。
それは投影という言葉です。


投影とは自分の解釈とも言い換えれると思いますが、いわゆる思い込みの一種です。
経営ノウハウを勉強しても稼げない人の特徴として自己の投影が邪魔をしている場合があります。


たとえば価格が高ければ顧客は2度と来店してくれないだろう。
と思ってしまうとすれば、それは自分が価格が高いとその店には2度と来店しないという投影が隠れています。


逆に価格が安いことで来店しないお客様もいます。それはこの価格で利益が出ているということは品質が悪いからではないか?という思い込みを抱いてしまうからですが、これも一種の投影ですよね。


投影のたとえ話として、一人でラッパを吹く少年がいるとします。
その少年を見た時にどう思うかが自己の投影になります。

この時、楽しそうに吹いているなと思う人は一人でラッパを吹くことが楽しいことと思い込んでいます。逆に寂しそうにしているなと思う人は一人でラッパを吹くことが寂しいと思い込んでいます。または怒っていると思うかもしれません。


少年がどういう思いでラッパを吹いているかは少年に聞いてみないと分かりません。
ですが、人はそれぞれ自己の投影をラッパの少年に重ねてしまい、こういうふうに思っているに違いないと決めつけてしまうのです。


つまりその物事に対してマイナス感情があるかプラス感情があるかどうかで見え方が変わってしまいます。


そしてこの投影こそがビジネスの邪魔をします。
それはビジネス=お金を頂くことですから、金銭をもらうことにマイナスの感情をを持ってしまうと、極端に安くしたり、極端に高くしたりと、べらぼうな価格を設定してしまうことになるからです。


特に価格が高いと申し訳ないなと思う方は自分の中にお金をもらうことに対してのブロックがあります。このような状態になってしまうと、ビジネスというより慈善事業という形になってしまいがちですので、注意が必要です。


ということで結局何をお伝えしたいかというと、他者を見て思うことは他者というフィルターを通して自分自身を観察しているということです。
そしてそのフィルターが偏ってしまっているとなかなか人生も生きづらいですし、ビジネスとして稼ぐことも難しくなってしまいます。


どんなことにもプラスの面とマイナスの面があります。
投影が強くなると全体を見ることができずに偏った思い込みに支配されてしまいますので注意していきましょう!

飲食コンサルとはそういった偏りをなくして客観的視点で分析することでもありますので、他者からのヒントは的を得ていることが多いんですよ😊

ビジネスや人生を邪魔する投影とは2
ビジネスや人生を邪魔する投影とは2
ビジネスや人生を邪魔する投影とは3
ビジネスや人生を邪魔する投影とは4

Page top

お問い合わせはこちら予約はこちら