こんにちは亀山です。
今回はお店まで徒歩5分の距離に住んでるのに来店したことがなかったお客様が来店した話を紹介します。
結論を先に紹介しますと、お客さんが来店した理由はイタリア国旗を見た。です。
ではもう少し詳しく紹介します。
クチーナカメヤマを京都市左京区一乗寺に飲食店開業したのは2014年で今から9年近く前になります。
僕のお店は大通りに面していて、立地的には悪くない場所で経営しているんですが、とにかくお店の存在に気づいてもらえないことが問題としてありました。
知る人ぞ知る。
それで経営できれば良いやと思っていたので、なかなかテコ入れをしなかったんですが、年末に看板が落下したことで看板の設置箇所を二箇所に増やし、イタリアの国旗を設置しました。
看板を二箇所に増やしたのは縦ラインと横ラインからの認知度を高める作戦です。
さらにイタリア国旗をつけた理由はイタリア国旗は通行人にも車からもそこに飲食店があること、イタリアンがあることを理解してもらえるからです。
文字と画像では情報の伝達力が100倍違うと言われています。
なので看板よりも国旗の方が情報の伝達力が高いと言えます。
ただし、店名などの情報は国旗では分かりません。
そこにその国の料理を出す飲食店があるという情報が分かるだけです。
でもお客さんからしたらそれで良いんですよね。
お客さんは店名でお店を選びませんからね。
ということでイタリア国旗を設置しただけでずっと近所に住んでいるお客さんがお店の存在に気づいて、来店までしてくれた(再来店の可能性あり)という話でした。
多分ですが、そのお客さんは僕のお店の存在はなんとなく知っていたと思います。ですが、センサーに引っ掛かりませんでした。
それは外から見た情報だけでは行きたいと思うお店になってなかったからです。
つまりイタリアンなら興味があったかもしれないけど、看板だけではその情報を伝えることができてなかったと言えます。
イタリア国旗を設置という簡単な行動で一度行ってみたいお店に変わったようです。
お客さんのセンサーに引っかかる情報がもっと早く伝わっていたら来店は早かったでしょう。
このような事例は日本の多くの飲食店に当てはまると思います。
もっと詳しい経営ノウハウを知りたい方はこちらもどうぞ。
https://ryourigaka.jp
個人事業者は特に沢山の経営の知識を持っていることが大事になります。
飲食コンサルもやってますのでお気軽に相談ください。