京都市左京区にイタリアンバルを開業してもうすぐ丸8年になりますが、最近毎日忙しいです。
ようやくコロナ前の状態になりつつあり本来のチカラを取り戻してきた感じです。
僕はこれまで飲食コンサルとして色々なお店に関わってきていましたが、やはり自分のお店がうまく行ってないのに人にとやかくいうのはなんだかなぁと思っていました。
個人事業として飲食店開業をし、紆余曲折ありここまでやってきていますが、実は1番注意しているのはうまくいってる時です。
というのも、うまくいく時にも理由があり、うまくいかない時にも理由があるからです。
例えば、現在毎日満席のようになるのはコロナの影響が少なからずあると思います。
今巷で囁かれてる第8波。
本当に来るのかどうかは分かりませんが、来るとしたならばまた飲食店は多大な影響を受ける可能性があります。
そしてその8波が来る前に外食いこーよ勢も多数いると思います。
また今来店してくれてるお客様が再び来店してくれなければ飲食店経営は安定していきません。
つまり現在の状態は過去の賜物であり、未来の状態は現在次第というわけです。
そういう意味でもうまく行ってる時は、より謙虚にお客様に喜んで頂ける姿勢が大切です。
なんとなく苦手だったお店の嫌いな意味が分かりました。
これは最近聞いた話ですが、料理や内装は良いのに、流れてる空気感が苦手なお店の話を聞きました。
ひとことで伝えるならば、愛想が悪い。なのですが。
詳しく説明すると閉店時間が近づくと早く帰ってオーラが出てくる。店主と従業員の関係性が悪い。
事あるごとに注文を促され、お金を払わない客は来なくていい!的な雰囲気を感じだそうです。
そのお店は何年も続いていて流行っているお店なんですが、その方はもうそのお店にお金を落とすのはやめるわとのことでした。
この話を聞いてこれは繁盛店になってしまったおごりかもしれないなぁと思いました。
つい忙しくなって来ると、気に入らない客は来なくていい。
自分のことを気に入ってくれる人だけ集まれば良いと思ってしまいがちです。
もちろんわざわざお店と相性が悪いお客様に来店してもらう必要はありませんが、お客様にとって居心地が良い雰囲気を作り出すこともひとつの仕事ですからね。
そういった意味では敷居がある程度高いお店を作ることをおすすめします。これは品性と収入は比例していると僕は考えるからです。
もちろん例外はあるのですが、大衆居酒屋ほど揉め事が多いです🤭
ということで、今回はうまくいってる時ほど謙虚に、お客様が来店して良かったなぁと思える飲食店作りをしていきましょう!ということでした。