6月に入り梅雨の時期になりましたが、雨が降り続けていくというより一気に夏が近づいてきたそんな印象を受けている今日の朝です。
6月といえばジューンブライド。
ジューンブライドと言えば結婚式。
この言葉は6月の花嫁、6月の結婚を意味していますが、日本では雨が多い梅雨の時期に結婚式を挙げてもらう作戦の意味合いが強いのかもしれません。
もともとジューンブライドはヨーロッパの結婚習慣であり、バカンスの直前のこの時期が結婚式を挙げる最適な季節だったから、この時期に結婚すると幸せになるいうストーリーが作られた説があります。
ヨーロッパの6月は気候的にもタイミング的にもゲストにとって好ましい季節であり、農作業も一旦落ち着く時期です。
ですから梅雨の時期の日本にとってのジューンブライドと意味合いが少し違います。
日本はあくまで集客効果が低い時期の戦略的な意味合いが強いと考えられます。
このように閑散期における集客目的の戦略が文化として根付いた話は所々にあります。
土用の丑の日も同じような理由なのは有名ですよね。
鰻屋の店主が売り上げが落ちてしまう暑い時期に平賀源内にどうしたらお客さんが来てくれるのか。と相談したところ【土用の丑の日鰻あり】の看板を大きく出しなさい。
というアドバイスを受けたところから土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が日本に根付きました。
つまり鰻に限っては戦略的な意味しかありません。
どうしても集客方法を駆使しても季節や天候によっては来店客数が減っていくこともあります。
そんな時に何か打開する秘策を持っているだけで、経営困難な状況からも抜け出すことができるかもしれませんね。
ポイントは文化や習慣は作り出すもの!という考え方です😊