飲食店経営で最も大事な部分と言っても過言では無いのが、支払いなどの経費に関わる問題です。
というのも、どんなに良いお店でも支払いが滞ってしまえば閉店を余儀なくされます。
逆に言えばどんなに評判が悪いお店でも支払いさえ出来ていれば長年経営していくことができます。
つまりこの経費をきちんと把握できているかどうかが経営において最重要課題と言えます。
基本的に早め早めに経費を支払ってしまえば問題ないです。
特に税金は支払いを引き延ばしても減ることは無いので、きちんと用意しておく&支払ってしまいましょう。
個人飲食店の場合で1000万円を超える場合は毎月3万円は消費税分の税金として貯めておきましょう。
また所得税が50万円かかる場合は毎月4万円ほど貯めておく必要があります。
そして健康保険代金と国民年金も毎月3万円程度貯めておくと良いです。
10万円ほど余裕がある状態が望ましいですね。
開業前はこのようなことを考えないかもしれませんが、前年に対しての税金を支払わなくちゃいけないので、業績が良い年ほどお金を貯めておく必要があります。
前年が良くて、本年が経営困難になってしまった場合は資金繰りが苦しいのは当たり前ですので、税金分だけでも貯めておくのが重要です。
そしてピンチの時ほど、集客方法を利用して状況を乗り切る必要があったりもしますので、できるだけ資金を貯めておく思考を持ってください。
経営コンサルの立場からすると、ピンチの時に余裕があるのと最適な行動できると確信しています。
そうならないためにもしっかりと知識を蓄え、お店に投資と運転資金の維持を心がけてください。