今回の経営に役立つヒントは人を変える一つの方法ということで書いてきます。
この方法はズバリ知らなくてもやってることが多い方法なんですが、知識として頭に入れておくとより簡単に人を変えることができるのでご紹介します。
まず大前提として人を変えることは難しいです。
ですが、あることをすれば人は簡単に変わります。
それがアイデンティティを操作する!!ということです。
アイデンティティとは自分を形成してる自我の思想みたいなものです。
たとえば兄弟がいない間の子供は自分は一人っ子というアイデンティティを持っています。
そこに弟や妹が誕生したとします。
そうすると自分はお姉ちゃんやお兄ちゃんというアイデンテティを持つようになります。
そしてこのアイデンティティを持つことにより、今までは自分の事でいっぱいいっぱいだったのに、兄弟の面倒を見るようになったりするわけです。
これって結構当たり前ですよね。
という感じで飲食店開業によって個人事業主になるだけでも自分のアイデンティティが変わります。
実際僕は万年フリーターというアイデンティティから京都市左京区に自分のお店を開業することで自営業者というアイデンテティーを獲得しました。
そしてそのアイデンティティを獲得したことにより、誰かに頼るのではなく、自分で自分のお店の方向や将来について明確に考えるようになりました。
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スタッフを一言で変えてしまおう!
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ということで前置きが長くなりましたが、スタッフがなかなか思うように動いてくれない。
そんな時にあれこれ細かいことを言っても、基本的に嫌がられるだけでうまくはいきません。
ですがアイデンテティーを操作すれば良いんです。
例えばスタッフに名称をつけてあげるだけで、そのスタッフは自分のアイデンティティーに左右され積極的に動けるようになります。
例えば、あなたは今日からバイトリーダーです。
とスタッフに伝えるだけでもみんなを引っ張っていかなくちゃいけない!!
と思うようになるでしょうし、お掃除の天才という肩書きを与えれば気が付けばお店中をピカピカ磨いているでしょう。
こんな感じでドリンク名人や、癒しの女神、テキパキお姉さん、ホールチーフ、と言った感じでなんでも良いですが、アイデンテティーを与えることによって人はそのアイデンティティーのような人間に自動的になっていきます。
僕は中華料理屋さんで働いてる時に、自分は周富徳だと思い込むような自己アイデンティティを使ってチャーハンを作っていました。
そうすると周富徳ならもっと美味いチャーハン作るんじゃないか?
とより美味しいチャーハンを常に考えて鍋を振るうことになるんですよね。
こう言った感じでアイデンテティを自分にも他人にも与えることによって人は簡単に変わるので試しにやってみてください😊
幼少期に絵が上手いね!!と言われることで自分は絵が上手いというアイデンティティーを手に入れることができるみたいな感じですね。
ちなみにですが、この「絵が上手いね!!」という伝え方はあまり良くありません。
なぜダメなのかというと、、、、、、、
長くなってきたので続きはまた明日お伝えしますね♪