美味しい料理を作れば、お客さんが沢山来てお店が繁盛する。
一見当たり前のように思いますがそれは違います。
一つ面白い話があるのでご紹介します。
それは有名掃除機ダイソンです。
ダイソンは吸引力が変わらない唯一の掃除機として有名ですよね。
価格もトップクラスに高いのも有名だと思います。
では日本のメーカーの掃除機はどうでしょう?
吸引力が悪いのでしょうか?
性能はダイソン以下なのでしょうか?
というと元々の吸引力はダイソン以上にあり、たとえ吸引力が落ちたとしてもダイソンよりも吸引力があるのが日本の掃除機です。
そしてダイソンよりも価格は安い。
つまり日本の製品はダイソンよりも品質が高く、価格も低いのにダイソンに負けているという事実があります。
個人事業者として飲食店を開業するときによく考えてしまう。
良いものを安く提供すれば流行るという考え方。
これは日本人特有の考えなのかもしれませんが、日本はものを作るのは非常にうまいが製品を売るのが下手だとよく言われます。
マーケティングと呼ばれる、この部分を勉強せずに良いものを作るために努力をする。
消費者側からすれば安くて良いものを手に入れれるわけだから、良いじゃんと思うかもしれませんが、ビジネスとは売り手と買い手のどちらも満足できるようにならないと長くは続きません。
そして残念ながら、価格というものはその商品の価値になってしまうのです。
もちろん価格が全てでは無いですが、スーパーで販売されている150円のジュースと300円のジュースでは300円のジュースの方が品質が良いと思いますよね。
個人店はこの時300円のジュースを売れる側にいることが重要です。
チェーン店は150円側のビジネスです。
ただし単純に数字を高くすれば売れるというわけではありません。300円の価値に見合ったマーケティングを展開することが重要なのです。
経営ノウハウを学ぶことでダイソンの掃除機を買うお客様の満足度が高いように、あなたの商品の価値も上がり、利益も増えていくことが可能です。
飲食店経営者になるには数字に強くなること、売り方を覚えることが大事なんですね。
京都市左京区にある僕のお店がうまくいってるのもこの伝え方を大事にしているからです。
ということで今回の経営に役立つヒントは良い商品を作ることと同じようにどうやったらお客様が手に取ってくれるのかを考えよう!!というお話でした。
無料のメルマガではもっと詳しく説明してますので、飲食店を末長く経営していきたい方お待ちしています。