経営に役立つヒント!

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2022/06/25

雨の日もある

6月に入り梅雨の時期になりましたが、雨が降り続けていくというより一気に夏が近づいてきたそんな印象を受けている今日の朝です。

6月といえばジューンブライド。
ジューンブライドと言えば結婚式。


この言葉は6月の花嫁、6月の結婚を意味していますが、日本では雨が多い梅雨の時期に結婚式を挙げてもらう作戦の意味合いが強いのかもしれません。

もともとジューンブライドはヨーロッパの結婚習慣であり、バカンスの直前のこの時期が結婚式を挙げる最適な季節だったから、この時期に結婚すると幸せになるいうストーリーが作られた説があります。


ヨーロッパの6月は気候的にもタイミング的にもゲストにとって好ましい季節であり、農作業も一旦落ち着く時期です。

ですから梅雨の時期の日本にとってのジューンブライドと意味合いが少し違います。
日本はあくまで集客効果が低い時期の戦略的な意味合いが強いと考えられます。


このように閑散期における集客目的の戦略が文化として根付いた話は所々にあります。


土用の丑の日も同じような理由なのは有名ですよね。
鰻屋の店主が売り上げが落ちてしまう暑い時期に平賀源内にどうしたらお客さんが来てくれるのか。と相談したところ【土用の丑の日鰻あり】の看板を大きく出しなさい。


というアドバイスを受けたところから土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が日本に根付きました。

つまり鰻に限っては戦略的な意味しかありません。


どうしても集客方法を駆使しても季節や天候によっては来店客数が減っていくこともあります。

そんな時に何か打開する秘策を持っているだけで、経営困難な状況からも抜け出すことができるかもしれませんね。

ポイントは文化や習慣は作り出すもの!という考え方です😊

雨の日もある2
雨の日もある2
雨の日もある3
雨の日もある4

2022/06/24

思っていても伝わらない

開業前に抱く自分のお店の理想像。
このビジョンを実現させるために今までの人生があり、そしてこれからの未来がある。

そんな夢を形にするのが飲食店開業という一つの挑戦だと思います。


頭の中にあるワクワクするようなひらめきやキラキラしている想い
これを形にできたらどんなに素晴らしいだろう!

そういった想いが飲食店の開業には詰まっていると思います。


ですが気をつけないといけないことがあります。
それはその想いはお客様にはなかなか届かないということです。

自分の中で作り上げられた想像はあくまで自分の中の想像であり、他者であるお客さんとは明らかに温度差があるものです。



飲食店経営者はこの温度差を無くす努力をしていかなければなりません。

まあなりませんというほど強いものではないかもしれないけど、あなたが作り上げた世界観をお客さんに伝えることができ、尚且つ一度足を運んでみたいなと思うような取り組みが新しいお客さんを運んできます。

もし現在集客方法が分からず経営困難に陥っているとしたら、時代の流れだけでなくお店の魅力がお客さんに伝わってないかもしれません。


ヒントはお客さんは思ってるより新しいお店に興味がないことです。
お腹が空いてない人に食事を提供しても喜ばれないのは当然ですよね。

でもそんな状態でも食べてみたいと思ってしまう料理ならばどうでしょう?

思っていても伝わらない2
思っていても伝わらない2
思っていても伝わらない3
思っていても伝わらない4

2022/06/23

良い嫉妬、悪い嫉妬

人を羨ましく思ってしまう嫉妬の感情。

この嫉妬の感情には2つの種類があります。
一つは向上していける嫉妬、もう一つは人を引き下ろしてしまう嫉妬です。


具体的に説明すると向上していける嫉妬は、思わず憧れてしまう生活や能力、人間性など自分以上の価値を持っていると思ってしまう人に向けられる嫉妬で、良く出来る人や恵まれた環境を羨ましく思う嫉妬です。

この嫉妬心は向上心に結びつくもので、たとえばテストの点数が良い人を見て、自分も同じように点数を取りたい!!と嫉妬心を良い方向へ使うことができます。

勉強を頑張ったり、授業を真面目に聞くなどして自分の能力を上げることが可能ですよね。


次に悪い嫉妬です。

悪い嫉妬とは他者や環境を羨ましく思うという部分までは良い嫉妬と同じですが、この先がその人を引きずり下ろしてしまおう!!と思ってしまう嫉妬のことを言います。


たとえばテストの点数が良い友人に対して嫌がらせをしたり、悪口を言ったりして攻撃するようなことですね。そして友人のテストの点数が下がることを喜んだりします。


つまり最低な野郎です🫢
ただ人間とは不完全な生き物なので、人を羨ましく思ってしまうこともあると思います。

たとえば開業前は飲食で独立してる人を羨ましく思ったりしますよね。
でも、実際自分がやってみると経営困難に陥ったり、集客方法が分からずめちゃくちゃ苦労して雇われている方が楽だと気付いたり、お客さが来ないのを社会のせいにばかりしたりするんです。


つまりなんでもかんでも不満を持ってしまう生き物でもあるんです。


その時に人を羨ましく思ってしまう嫉妬心が出てきます。
この時悪い嫉妬である負の感情を意識してプラスの嫉妬に変えていってください。

こんな状況でもお客さんが来店するお店はいくらでもあります。
そのお店に対して、嫌がらせをしたり敵対心を向けるのではなく、どうしてあのお店はあんなに流行っているんだろうと勉強させてもらう気持ちが大事です。

嫉妬を抱くものは手に入れることができる。


そんな言葉もあります。
自分が手に届かないようなことには嫉妬心を抱くことはなく、尊敬の眼差しにかわっていくと言います。

日常であなたの心が動く出来事があればそれはあなたがより向上していけるサインですので是非しっかりと受け取っていってください。

良い嫉妬、悪い嫉妬2
良い嫉妬、悪い嫉妬2
良い嫉妬、悪い嫉妬3
良い嫉妬、悪い嫉妬4

2022/06/22

お客さんがあなたのお店に来店するまでの経緯

お客さんがあなたの飲食店に来店するまでどんな経緯があるか考えたことがありますか?

人通りが多い場所で飲食店を開業したとします。
そこを歩く人の何%があなたのお店に来店するでしょう?


答えは1%以下だと思います。
つまり100人歩いていてその中の1人が来店するかどうか、これが飲食店に来店するお客さんの現実的な数字です。

これは街の飲食店を覗いてみれば分かると思いますが、人通りが多いからと言って全ての飲食店が満席になってるわけではありません。


満席になっているお店もあれば、空席が目立つお店もあります。
これがリアルな現状だと思います。

昔は場所さえよければ上手くいってましたが、そういう理由から経営困難に陥ってしまうお店が増えたわけですね。


ただあなたにとって大事なことはあなたのお店が空席が目立つ店側か満席になる店なのかですよね?

現代はネット社会になってきていますので、正直言って立地条件はさほど重要ではないと考えています。全く人がいない場所は問題外ですが、外食はお客さんにとって少し特別な日の位置づけになっているからですね。

千円程度の外食は置いといて、5千円程度の外食はお客さんにとっての特別な楽しみになっています。


そんな特別な日に来店するお店をお客さんが事前に調べない訳ありません。

つまり少し贅沢する外食が日常的では無くなりつつ現代ではお客さんはあなたのお店が久しぶりに外食するお店に適しているだろうか?
ハズレを引いてしまわないだろうか?

という検証、比較、吟味をしています。


そして人気があるお店はネット上でも魅力が溢れている場合が多いので、優先的に席が埋まっていきます。

ただ大事なことは全てのお店に来店してお客さんはあなたのお店が良いか悪いかを判断しているわけではないということです。


あくまでなんとなくこのお店が良さそう😋!!

この感覚で来店するお店を選んでいます。


このようなことを熟知して集客方法を駆使している飲食店。
全く知らずに集客している飲食店。

どちらの方が将来的に売り上げを伸ばしていけるかは明白だと思います。

しかもこれは新規客に限った話。
常連さんが増えていけば集客を考えなくても売り上げは安定していきます。


京都市左京区で飲食コンサルもやってますので開業前に学んでおくのもありですよ😊

お客さんがあなたのお店に来店するまでの経緯2
お客さんがあなたのお店に来店するまでの経緯2
お客さんがあなたのお店に来店するまでの経緯3
お客さんがあなたのお店に来店するまでの経緯4

2022/06/21

準備や対策がいかに必要か実感した話

思いつきで行動して大変な目にあった話です。

先日比叡山にあるガーデンミュージアムというところに行ってきました。
こちらにはモネやゴッホ、ルノワールと言った印象派の画家の作品が原寸大の陶板に再現されて展示してある施設です。

京都市左京区の八瀬比叡山口からケーブルカーとロープウェイを使って山頂にあるガーデンミュージアムに向かうのが一般的ですが、ケーブルカーの到着まで20分ほど時間があったので、歩いて山頂に向かう事を急遽決めました。


ケーブルカーの所要時間はほんの数分なので、30分も歩けば山頂に着くだろう。

そんな想像で山を登り始めましたが実に道のりは険しく、お水も持たずに登る山では無いと途中で気付きます。

でもここで引き返すと今までの時間が無駄になってしまう。そんなサンクコスト効果に頭を支配されながら、中学生の部活を思い出すくらいに喉カラカラ、汗びしょびしょになっていました。
結局2時間弱で目的地に着きましたが、いかに事前準備が必要大切なのかと痛感しました。

でもこれは飲食店経営においても同じようなことかも知れません。
なんとなくノリで飲食店を開業してしまい、途中まで進んだところで集客方法も分からず経営困難に陥ってしまい挙句の果てには閉店してしまう。

そんな飲食店は本当に多いと思います。


登る山を事前に調べて装備を準備して、トレーニングを積んでいれば簡単に登れてしまうような山でさえ、何も知らずに興味本位や勇気だけで挑むとその牙にやられてしまいそうになってしまいます。

開業前に飲食店経営という山の高さを知っていれば、比較的簡単に登ることも初心者コースを知ることもできます。

そういったガイドもしてますので、飲食店経営という山の高さが分からない時はもう一つのブログを読んでみてください

攻略法が載ってますよ😊

準備や対策がいかに必要か実感した話2
準備や対策がいかに必要か実感した話2
準備や対策がいかに必要か実感した話3
準備や対策がいかに必要か実感した話4

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